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昭和15年から続く家業を継いで24年。使い手の喜ぶ顔を思い浮かべながら丁寧に仕事と向き合い技を磨く。表具の材料は、和紙、裂地、水、糊。シンプルゆえに、刷毛さばきには高度な技術が求められる。技とともに磨いてきた感性で、職人たちが手掛けるパーツを調和させ、形にすることも表具師の腕の見せ所だと力を込める。